さいとー・ま

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リッチ『女から生まれる』読書会08

第4章に入りました。

メモです。

女性は言葉の上で残されていなかった。
歴史学ではなく、人類学から見ていくことで、西洋

母親の力を認めないこととしての自己犠牲をとらえている。
非西洋社会には母権制があるということを主張している。
母親の力を認める時代を母権制といっている。
父の力と対称的な母の力を持っていなくてもいいだろうから
三章でも別のあり方を目指していたので、

文字において女が消される→歴史学ではできない、という流れができる。
女性について書かれていない、女性が書いていない。
文字というメディアの差別の反映と差別のテクノロジーになっている。

実証は大切だが、過去を見たくなる気持ちも大切。
今の社会がこうでなくてもよかったということが明らかになるはず。
「夢見る者の記録帳」
過去は保守的で、現在は進歩的という考え方に対する否定。
過去を見たい好奇心に抗えないリッチ

バトラーは過去に投影することを否定的に捉える。
女性というマイノリティだからこそ、女性の中心となる生活が力の源泉となるということが考えられるけれど、他のマイノリティだと考えにくいかもしれない。
戸籍の情報の間違いとして変えていた
地方自治体として変えてきた。
トランスの人たちが変えていたのに、特例法によって進歩とは別のことが起きた。